こんにちは。インナーチャイルド横浜&オンラインコースのオーガナイザーの本田です。
先月には第一期生の修了式を迎える事ができ皆さんで喜びを分かち合う機会にあずかれました。
この場にお祝いに来て下さったすべての皆さまに改めて感謝をお伝え致します。
そして、来月8月からはいよいよ第三期のグループが始まろうとしています。
今回の第三期からは、第二期でオーガナイザーを務めてきた私と、みっちーもそれぞれ座学講師として務めさせていただく事となりまして、その事も含めて、二人でインナーチャイルドについて少し雑談?、、対談しましたので、その様子をどうぞ。
本田:みっちーは、今まで心についての多方面の学びをされてきたとお聞きしていますが、特にこのインナーチャイルドと関わっていかがですか?きっかけとか印象など教えて頂けますか?
みっちー:10年ほど前、アートセラピーを学んだ際、インナーチャイルドセラピーの源流とも言える交流分析を学びました。その際、あまりの複雑さに辟易しながらも、なんて面白い世界なんだ!と感動したのを覚えています。
心の仕組みを理解することが、感情を理解することになって、自分の行動の理由もわかるなんて、素晴らしいな、と。
その頃の私は、外見的には何の問題もないように見えていたのですが、心の中に深い闇を抱えていて、それを知らずに過ごしていました。今振り返ると、とんでもなくヤバイ精神状態だったと思います。
セラピーを学ぶには、まず自分を充分に癒すこと…というのは、常識ですよね。でも当時の私は、「そんなことより、テクニックを教えてくれ」という感じでした。酷いですよね。
しかも、そんな態度だから、様々な学びをしたのに、内側が癒されたという感覚がイマイチ掴めないまま、養成スクールを卒業しちゃったんです。
同時期に、プレイバックシアターという即興劇に出会っていまして、すぐにそちらの世界に飛び込みました。何か不足している感じがあったのでしょうね。
プレイバックシアターは、実際にあったお話を聞いて、その場で短い即興劇として表現する手法なのですが、お話してくださる方の、その時の感情(何か出来事があった当時の感情)をそのまま脚色せず表現するものです。
語られない部分も表現するということをやっていくこともあるので、経験が
増えれば増えるほど「心のことや、目に見えない世界をもっと勉強しないといけないな」と感じ、心理の勉強の他に、スピリチュアルな学びも沢山しました。
そういう勉強を進めていくと、どうしても「内側の子ども」に触れないわけにはいかなくて、何度もチャイルドに出会うような体験をしています。
セラピストとしてお仕事をする際にも、クライアントさんの内側の子どもを感じることがあり、「この子が癒されていないと、どうしようもない」という感覚が残るようになってきました。
「内側が癒されていないと、現実世界が整わない」と実感したのは、子宮筋腫を患い、子宮の全摘出手術を受けたことです。
子宮はまさに内側の世界で、そこは本当に酷い状態でした。
こんなに我慢を重ねてきていたのか、と愕然としました。
子宮を摘出した時「もう、捧げる臓器はない」とキッパリと感じました。
ようやく、本腰を入れて自分の内側と向き合うようになったのは、その頃です。
次々と醜い感情や汚いものが噴出して、それはそれは大変でしたけど、とても大切な時期でもありました。
あの頃に、自分にとって不要なものが一掃されたのではないかというくらい、世界が変わりました。
本田:なるほど。体を通した心のSOSを繊細に感じ取って、しっかりと向き合ってこられたんですね。今のしっかりとした芯を持たれるみっちーからはそんな過去は全く想像もつきませんでした。
みっちー:ありがとうございます。そんな風に言われると、ちょっとは成長したかなぁ、と嬉しいです。ところで、たくちゃんは何故、インナーチャイルドセラピーを受けようと思ったのですか?
本田:そうですね、「インナーチャイルド」という言葉はどこかで聞いたことはあったものの、それは心の病というか、特別に心に傷を負った人とか、複雑な家庭環境の人のためのもので、自分はあんまり関係ない、色々あったけど幼少期の傷は癒えているし、、、なんてイメージでした。
ただ、少し気になる事があって、幼少期からキリスト教系の親の厳しい宗教概念に沿って教育されていましたので、普通の子がOKなごく普通の楽しみ事でも殆ど禁止されていたり、宗教活動を最優先する毎日で子供なのに余暇も取れず、我慢に我慢を強いた生活を大人になるまで長らく送っていました。
時に、しつけを超えた体罰的な虐待も生活に含まれていましたので、よくよく考えると、普通でない家庭環境ではあったんですね(笑)
しかしイーシャとの出会いをきっかけに、その当時の自分へ改めて向き合ってみると未消化の思いや感情、出来事が山ほどある事に気づかされましたね。
その一つ一つを紐解いていく中で僕自身沢山の内面の変化が挙げられますが、一番は男の余計なプライドと言いますか、、、とくに妻に自分の弱さを見せる事が最大の難問だったのですが、今ではそれはすっかりと(笑)
きっと母親に弱さを見せられないという僕のチャイルドが、こうしたワークと実生活で起こるというか、起こされる??出来事の積み重ねで少しずつ少しずつ癒されていった結果だと感じます。
責任感は大切ですが、それが行き過ぎた先の余計な気負いというか、強がりというか、男の役割への執着みたいなものが少しずつ和らいでいきました。
家族の中でも孤高さではなく、夫婦一緒になって日々の生活や育児、将来に向けて手を取り合う事がいつの間にか出来るようになったのは本当に僕自身の大きな心の変化だったと思います。
自分の中の弱さとして切り捨てて蓋をしてきた側面と向き合う事で、より自分らしく、そして自然体な在り方、自分自身の見つめ方というものを学んだと思っています。
インナーチャイルドは、体系立ったとても効果的な内観方法だと思います。
みっちー:宗教的な観念の中で厳しく育てられて、自分を強く縛って不自由でいたのかもしれない…と、感じました。たくちゃんから受ける柔らかで自由な雰囲気と、今のお話から受ける印象とが随分違っているので、本当に深い学びと気づきを重ねてきたのだなぁって感じます。それに、インナーチャイルドは体系立った内観方法だという捉え方、私にとっては新しくて、面白いなぁと感じました。
本田:そうですか??みっちーにそんな事を言って頂くとうれしいなぁ(笑)ありがとうございます。
ところで、みっちーの今回のクラスのテーマは「リトルブッダの目覚め」です。どんな意味や願いを込めているんですか?
気になる続きは次回後編にて~
●2017年8月スタート! 2つのコースの詳細はこちら
また、この一年間のグループコースでの学びにご関心がある方は、近日開催予定の下記の体験会をどうぞお気軽にご利用ください。
「インナーチャイルドと出会う❤ハートでつながる体験会❤オンライン体験会 by zoom
♥日程 2017年7月
15日(土)14:00〜15:30(本田)
19日(水)14:00〜15:30、20:00〜21:30(みっちー)
22日(土)10:00〜11:30(本田)
26日(水)14:00〜15:30、19:00〜20:30(みっちー)
♥参加費 1000円
*お申込みの方に振込先などの詳細をお知らせいたします。
*当日は一部テキストを読みながら進めます。お申込みの方に詳細をお知らせいたします。
♥オンライン体験会に参加するために必要なもの
インターネットに接続可能な、PC、タブレット、スマホ、iphoneなど、パケット通信量がかかりますので、wifi環境をおすすめします。
♥ご注意事項
・必ず講座の前日までにインストールを終了してください。
・オンライン会議アプリZoomの利用方法などは、お申込みの方に別途、詳細をご連絡いたします。
♥お問い合わせ&お申込み先
Pranava.Life事務局メールアドレス
icwork.info@gmail.com